梅雨が始まり、気分も何となくズーンとする今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回はそんなじめじめした気分をすかっとさせるための特別プログラムです。
ここ数年足立区ボランティアセンターでは職場体験として中学生を受け入れています。
今年は昨日、今日と男子3名が来てくれました。
彼らが学んだことと感想を書いてもらったのでご覧ください。なお、生の声をお伝えするために、原文のまま掲載します。
・僕たちは、職場体験の最初にこの足立区社会福祉協議会総合ボランティアセンターの活動を聞きました。
ボラセンでは、ボランティアをしたい人、ボランティアをしてもらいたい人、ボランティア講座、講習会を受けたい人などボランティア
について、なんでも相談を受けてくれると聞きました。
また、ボランティア募集情報を教えてくれたり、ボランティア登録をしてれたりするというので、ほんとうに色々なことをしていると
知りました。
ボランティアに関する色々なことを一つの施設で行っていておどろきました。僕の周りの人でボランティアについて興味がある人がいたら、ここをすすめられたらいいと思います。
コメント
ぜひ、周りの人にボランティアをガンガン勧めてください。勧めるだけではなく、ご本人も大歓迎ですよ。
・僕たちは、車いすの体験をしました。最初、車いすを右や左に動かすことさえもぎこちなく、うまく前に進むことができませんでした。
すこしして、コツをつかんでも、坂や段差、地面の凹凸がおおきいところなどはとても怖く、足腰は大切なんだなと再認識しました。
次に、僕の乗っている車いすを友達に押してもらった時は、坂はうしろ向くと怖くないということを教えてもらいました。同じように友達の
乗った車いすを僕が押した時は、意外に軽く、車いすはすごいなと思いました。
以上のことから、高齢者の方々の大変さや 、つらさなどが知れたいい体験になったと思います。
コメント
高齢の方や障がいをお持ちの方の大変さを知ってもらうとともに、車いすを利用して世界が拡がるということも理解してもらえたと思います。
そのために、押す側になった時に正しい、車いすの使い方や、逆に乗った時の気持ちもわかるようになっているといいですね。
・僕たちは、今回の職場体験で特別養護老人ホームに訪れました。
そこでは施設の方々と一緒に老人ホームとはどのようなところかを見学させていただきました。老人ホームでは2階から4階まで入居者さんが住んでおり、それぞれの階で4つの部屋に分かれていました。中を見たところ一般の家の部屋とあまり変わりませんでした。
その後に、足腰の悪い方専用のお風呂を見させていただきました。1000万円以上すると聞きとてもびっくりしました。
また、1tもあるお風呂が東日本大震災のときには揺れたとおっしゃっていました。改めて地震の恐怖さを知ることが出来ました。
今回の職場体験で学んだことを活かし普段の生活につなげていきたいです。
コメント
普段なかなか入るのことのない施設を見てもらいましたが、施設=特殊な環境、ではない、ということも知ってもらえたかと思います。
施設見学後は演芸ボランティアの実際の活動も見てもらいました。
(施設の利用者の方と一緒に歌いました)
彼らがここで学んだことを今後の生活や学習に活かしてもらえることが私たちとしてもとてもうれしいです。
ボランティアとして目覚めてくれるとさらにうれしいです(笑)。